日本音楽療法学会必修講習会全コマ修了

この日この空を眺めていた時の気持ちは、きっと忘れられないものとなりそうです。

この川の先には東京保健医療専門職大学という学校があり、私達はそのキャンパスを中心に2年半音楽療法について学んできました。

そもそもこの講習会を受講するためにはピアノの実技や小論文の試験をパスする必要があり、また、私は同じ音楽でも器楽科出身で演奏することを主としてやっていたので、音楽療法関連分野となる医学、心理学、福祉、教育についてはほとんど知識がなく、放送大学で一から学び直し単位を取得するということになったので、準備期間から考えると足掛け3年以上をかけこの日を迎えました。

振り返ってみればその間に、これまで知ることもなかった多くのことを学ぶことが出来、素晴らしい先生方との出会い、全国から集まった志を同じくする様々な職種の魅力的な方々との出会いがありました。

今となっては、ただただこの偶然、必然の出会いに感謝するばかりです。

日本音楽療法学会は、以下のように音楽療法を定義しています。

「音楽療法とは、音楽の持つ生理的、心理的、社会的働きを用いて心身の障害の回復、機能の維持改善、生活の質の向上、問題となる行動の変容などに向けて、音楽を意図的、計画的に使用すること。」

この学びをこれからの私の音楽活動に活かしていけるよう、さらなる学びをしていきたいと思っています。

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